オランダ出身のReimer Eisingによる一人エレクトロニカ・ユニット、Kettelが2004年にu-cover recordsからリリースしたアルバム「Volleyed Iron」
つい先日、ニコニコ動画で「エレクトロニカ」と検索したところ、作業用BGMとして、Kettelの作品が色々ありまして…改めて、彼の作る音の素晴らしさを実感。しかも、1982年生まれだから、この作品をリリースした時は、22歳。Σ(゚Д゚ノ)ノ
この作品は、音響派寄りの内容になってます。
流れるようなビート主体ではなく、環境音や生活音が主体。
そこに、ピアノの音や、たゆたうようなシンセ音が全体を包み込み、深いサウンドスケープを生んでます。
かつて、ブライアン・イーノが語ったアンビエントの定義「意識して聴くこともできるが、また、無視することもできる音楽」…オーディオの音量を小さくし、この作品を聴くと、自分を取り巻くように、音が流れていきます。
M-2「America Video」の後半は、沈没した大きな船が深海へと姿を消す情景をまるで見ているかのような感覚になり、
M-6「Sorry, But We Don’t Hear You」…この出だしの音は何なんだろ?色々な想像をしてしまいますが、個人的には、廃墟になった街のレストランの扉が強風に煽られ→在りし日のレストランの風景というか、ピアノの音色が流れる中で、会話を弾ませる人々。そんなアヴァンギャルド性も見せてくれ…
M-7「Teeth, Wait」の後半にて、電話の呼び出し音のような音が流れ、受ける(もしかしたら、目覚まし時計が鳴る→止めるなのかもしれませんが。汗)→M-8「Clock.exe」という深く深く、美しく幽玄な音が耳に飛び込んでくる。
こういったように、勝手な妄想を次から次へとしてしまい、
M-14「Tomorrow?」にて、また次の世界へ進むような感覚になり、作品は締めくくられます。











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